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江戸のロミジュリ同人誌「本朝廿四孝」

ただのブツブツした呟きです



軍記物とかもそうですが、謙信に限らず戦国武将を使ってカジュアルにナマモノ同人ぶちかますことに定評がある江戸の人。(しかもそれが『歴史』として伝わっちゃったりする)
文楽や歌舞伎になっている「本朝廿四孝」というお話では

謙信に八重垣姫という娘がいる(!)
その上信玄の兜借りパクしてる(!)

といういきなりのかましっぷりです。生涯不犯とは。
武田信玄は武田家が滅びてしまったのでお咎めなしだからかそのまんま名前が出てきますが、
上杉家が健在な謙信は長尾謙信(笑)という悪役としてのご登場。
伏せてるようで伏せてないちょっと伏せた謙信。



 



ストーリーはほかのいろんなサイトさんを参考にしていただきたく→


八重垣姫のモデルは上杉景勝の妻であり武田勝頼の妹 菊姫 とされています。
それが物語では兄の武田勝頼の恋人というのだからややこしい。
八重垣姫は諏訪法性の兜に宿った諏訪明神の力で狐火の中恋人に会うため凍った諏訪湖を渡っていきます。










諏訪湖といったら御神渡
信玄の側室、諏訪御料人のエッセンスも入ってそうで、なんかそのまぜこぜ具合、作者と会って色々聞きたい感じに非常にもやもや気になる物語なんですね…。
たとえばなぜ狐なのかとか。
諏訪といったら御柱祭りで有名なミシャグチさま、蛇神ではないのかとか。
謙信の信仰していた飯綱権現とも混ざっていますか?
深い考えがあるのか、それとも絵的な見せ場や、けれん味優先人気ある題材をとにかく軽率にぶっこんでみたのか。
もやもやと肝心の歌舞伎や文楽を見ないまま考え込んでしまいました。


でもこないだ『深窓の姫君が恋に狂って大胆なことをするのって江戸からの萌えなんだよ!』と歌舞伎の解説に書いてあったのを見て、なんかもうこまけえことはいいんだよって気持ちになりました。

江戸の人はこう言いたかったんじゃないかと。
『武田と上杉のロミジュリ萌えだろ!お前だって好きだろ!?』



…ぅん、すきだょ…



これからも軽率に八重垣ちゃん書きます。







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